松尾 明空 さん
・2018年度 応用生物学部 環境生物科学科 卒業
・現在、岐阜県内の公立高等学校で農業科教諭として活躍中
私は身内に教員をしている者が何人かいるため、将来は教員になろうと考えていました。ほかの同級生より教員を身近に知っていたことから、学生からの目線で描く教員像よりも、深く教員という人間を知っているつもりでいました。それは、一般的な学生が考える理想的な、輝かしい教員像ではなく、いわゆる教員が「ブラック」と言われるような、現実味を帯びた面です。本来ならそんな面を熟知していて、教員になりたいとは到底思えません。しかし私は、そんな教員の過酷な毎日以上に、生徒と共に過ごす時間が魅力的に感じました。そんな強い憧れがあったからこそ、本気で教員になりたいと思えました。
母校は普通科高校でしたので、違う学校で教育実習を受けました。初めは母校に戻って、思 い出に浸りたいとも思いましたが、自分の目指す分野の学校に伺った方が良いと思い、そうしました。 高校教員を志望する学生の皆さんは、2週間の実習期間になると思います。2週間の中で与えられる授業数は、学校によってさまざまだと思いますが、実習前の準備はだれしにも共通して大切です。 私は実習開始の2週間前から、指導案の作成や模擬授業を行っていました。ただ、教員採用試験も近いため、計画的な準備が必要です。準備のおかげもあ ってか、最後の授業では先生からもお褒めの言葉をいただき、満足のいく授業ができたと思 います。
勉強の仕方は人それぞれだと思いますが、 私は採用試験当日までのスケジュ ールを立てて勉強していました。教員採用試験では、膨大な量の知識が問われます。そのため、自分の自治体の出題傾向をつかみ、苦手な分野を集中的に勉強するなどして、計画的に勉強を進めるのが良いかと思います。私は採用試験の年度が始まってから、カレンダーに大きな字でその月にやることを書き、できたら○を書いていくというようにして、自分の努力が目に見えるようにしていました。そうすることで、採用試験当日も自信をもって望むことができました。
何がやりたいかわからない、とりあえず就職する。そんな風潮がある中で、教員になりた いと思ってこのページを見ているあなたは、しつかりと自分の将来像を描けていると思い ます。教員という職種は、就活生全体からすればマイノリティ ーではあると思いますが、周りに流されず頑張ってほしいと思います。
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