【高等学校 英語科】 青沼 詩月 さん

プロフィール

青沼 詩月 さん
・2025年度 人文学部 英語英米文化学科 卒業
・現在、三重県内の公立高等学校で英語科教諭として活躍中 

志望動機について

高校時代の恩師の先生に憧れ、教員を志すようになりました。私は農業高校出身なので、当時「4 年制大学で英語を勉強したい」と話すと周りの人から応援してもらえる反面、厳しい言葉も沢山いただきました。その中でも、先生からの言葉というのは凄く説得力があり、良い意味でも悪い意味でも影響力のあるものだと痛感しました。
私自身、「農業高校出身」という言葉が自分の将来の選択肢を狭めてしまっていました。「農業高校出身の人が 4 年制大学で英語を学ぶのは可笑しい」と高校生だった私は考えていたと思います。ですが、当時の部活の顧問の先生は私の夢を 1 番に応援してくださり、中々進路を決められない私の背中を強く押してくださいました。恩師の先生は常に私と真っ正面から向き合ってくださる先生でした。決して、甘い言葉ばかりではなく、時には厳しく、現実的なこともズバズバ話す先生でしたが、恩師の先生に出会うことができたからこそ、今私は自分の目標としていた場所で堂々と勉強に励むことが出来ていると思います。
恩師の先生が高校生の私に「今居る場所はゴールではない。自分のゴールを決める選択肢・もしくは途中経過にすぎない」と仰っていました。私もまだスタートラインにようやく立てたところです。これからは、生徒達にも今居る場所が全てではないということを伝えていける教員を目指します。

実習について 

実習で私が 1 番苦労したことは、クラスの学力格差を考えた授業作りです。英語が得意な生徒が集まるクラスもあれば、苦手な生徒が集まるクラスも勿論あると思います。全てのクラスにおいて同じ指導を行なっても、生徒達が理解しているかどうかには差があるということを実習を通して学ぶことができました。学力格差に対応するためには、声かけや説明・アクティビティなどをクラスごとに変えて行なう事がとても重要だと指導教官の先生から教えて頂きました。教員の労働時間の問題があるなかで、クラス事に指導方法を変えるというのは苦労する部分が多くあると思いますが、時間の許す範囲内で工夫できる部分は積極的に取り入れ、自分の授業に活用していきたいと思います。
私が 1 番実習で良かったと感じる部分は「堂々とした態度で授業を行えた部分」です。私も数年前は高校生だ ったので、自分が高校生だったときに授業が楽しいと感じる先生の授業はどのようなものだったのか実習期間中 に考えていました。その結果、その先生方は常に堂々と授業をされている方ばかりで、授業中に生徒と積極的に コミュニケーションをとられていたことに気づきました。私もその先生方のように、生徒達に楽しいと感じても らえる授業を造るために、まずは堂々とした姿で授業をすることができたのは良かったのではないかと思います。

採用試験・就職活動について

採用試験は、とにかく準備することが大切だと思います。二次試験では、特に自分がどれほど準備してきたかが重要になってくると感じます。面接練習は、基礎的な情報でも紙におこして頭を整理させることが大切です。論文や面接練習はありとあらゆる HP から過去問を引っ張り出して、対策しましょう。試験の日に堂々と試験会場で自分が教員になりたいという気持ちを精一杯伝えられるように、後悔のないよう準備をして欲しいなと思います。
身なりや笑顔など当日意識してどうにかなる部分もあるかもしれないですが、志望動機や理想の教師像などは当日ぱっと思いついて話せることは絶対にないということを私自身教員採用試験期間を通して学びましたし、これから受験するみなさんにも覚えておいて頂きたいです。

後輩へのアドバイス

みなさん、今どんな想いで教職課程を履修していますか?大変ですか?課題に追われていますか?私は約 3 年半教職課程を履修してきて、嬉しい思いよりも辛いこと、悔しいことの方が多く経験した気がしています(笑)だからこそ、今自分の夢を実現するために頑張っているみなさんの気持ちを少しは理解できるのではないかと思っています。そんな私からみなさんに一言だけお伝えしたいことがあります。それは「みなさんは既に頑張っている」ということです。
大学生にもなると、人から「頑張っているね」と褒めてもらえる事も減ってしまうかと思います。ですが、みなさんは授業に出席し、課題を提出し、教職課程以外の科目も受講し、本当に頑張っているということをみなさんの心に留めておいて頂けたらなと思います。一生懸命頑張ることは勿論良いことですが、理想が高すぎて頑張っている自分に気づいてあげられないことはあまり良くない事かと思います。周りから褒められる事は減ってしまうかもしれませんが、その分自分で自分の事を沢山褒めてあげて欲しいです。
自分の身体と心を 1 番大切にして、無理のない範囲で物事を進めていって頂ければと思います。「頑張れ!」ではなく、これから私も教員の卵として頑張っていくのでみなさんも良ければ無理せず、私と「一緒に頑張りましょう!」応援しています!

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