佐藤 宏樹 さん
・2015年度 工学部 機械工学科 卒業
・現在、石川県の公立高等学校で工業科教諭として活躍中
将来、教員になりたいと考えていましたが、家庭の事情もあり一度は大学進学をあきらめ、一般企業に就職をしました。
その後約5年間、業務や社内教育を通して、社会人としての厳しさや組織内における「人づくり」を体感しました。
この経験から、「ものづくり」を進めるにはまず、人を育てることであると考え、今後の自分の人生を教育者として志しました。
しばらく勉強から遠ざかっていたため、中部大学進学後は授業についていこうと必死でした。
学校生活では同級生との年齢の差もあり、なかなか友人はできませんでしたが、授業や教職課程、卒業研究を通して、卒業する頃には多くの仲間に恵まれました。
また、周囲からのサポート、教職の先生や教職支援センターの方々のご指導のおかげで、最後まで諦めることなく教員の夢を叶えることが出来ました。
4年間を振り返ると、中部大学に来て本当によかったなと思います。
実習前に練習したのは、板書についてです。大学の講義室を借りて練習をしました。
実習での授業は歯車の授業だったので、大学の実習室にあった歯車模型を借りて実習で使いました。生徒たちはとても興味深く授業を聞いてくれました。
実習中は卓球部の部活動に加わり、主将と話し合いをしたり積極的に関わりました。顧問の先生から「部活の雰囲気がよくなった」と言われたときはうれしかったです。
実習生の立場でどこまで踏み込んでいいのかということは、とても悩みました。
工業高校では、様々な資格の取得を目指し、まじめに取り組んでいる生徒が多いです。先生方は、複数の授業や実習をするので、教員間での連携が欠かせないと感じました。
生徒は一人ひとり個性があり、同じ言葉を投げかけても受け取り方が違います。生徒に合わせた教育・指導が必要であり、生徒と目線を合わせ、個性を理解することが大切だということを学びました。
石川県の試験は総合教養(一般・教職教養)よりも教科専門の方が配点が多いため、教科専門を中心に勉強をしました。
受験する都道府県によって傾向が違うので、それぞれに合った対策を立てるといいと思います。
実技や模擬授業のように当日まで課題が分からない問題は、過去の課題を完璧にこなせるまで何度も練習をしましたが、不安もありました。そんなとき、教育実習先の先生からアドバイスをいただき、とても参考になりました。先生からは、積極的にアドバイスをもらいましょう。
試験は独特の緊張感があります。試験時間が短く、頭をフル回転させたので想像以上にハードでした。体調は万全にして臨んでください。
企業で求められる技能、知識、意識を備えた生徒を社会に送り出し、石川県や日本のものづくりの発展に寄与することが目標です。
そのために情熱と信念をもって生徒と関わっていきます。
教員を志す夢と希望を絶やさず、大学で多くを学んでください。
教職の先生や教職支援センターの方々は真摯に対応していただけるので、少しでも不安なことは何でも相談しましょう。
皆さんの活躍を期待しています!
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