山口 優香 さん
・2023年度 人文学部 日本語日本文化学科 卒業
・現在、岐阜県内の公立中学校で国語科教諭として活躍中
子どもたち一人一人が、心を楽にして人生を歩んで欲しいためです。
私は中学生の時、約2年間不登校を経験しました。当時は人間関係や将来の夢、今後の人生など全てにおいて不安しかありませんでした。ですが、両親や学校の先生をはじめとする多くの方の支えによって、それらの不安は解消されていきました。中学生は多感な時期のため、さまざまな不安や悩みを抱えています。不登校の経験を生かし、生徒の悩みを一緒に解消する中で、生徒一人ひとりが心を楽にして生きられるようにしたいと思ったため、教員を志望しました。
よかったことは、やはり実際の学校現場でさまざまな経験ができたことです。中学生に対して授業を行い、先生方から授業や生徒指導などの多岐にわたるご指導をいただけたことは大変貴重な経験でした。一生懸命考えた授業を、生徒が真剣な顔をしながらも楽しそうに受けてくれている時はやりがいを感じましたし、俳句に関する授業を行った後、複数の生徒が「先生!今これ作ってみたんだ!」と話に来てくれた時は、本当に嬉しかったです。また指導教員の方が、毎回放課後に指導してくださったので、授業で工夫する点、教科指導の中で生徒指導することの大切さなど、より実践的なことを学ぶことができました。
苦労したことは、予想外の質問に対する対応です。予想していなかった生徒の質問があった時、すぐに答えることができませんでした。生徒が勇気を出して質問してくれたのにも関わらず、その場で答えることができず、生徒が疑問を持ったままにしてしまったのは、申し訳なく思いました。また、その生徒の質問についてクラスで考えてみる方法もありましたが、動揺してしまい、そこまで考えられなかったことも反省しています。
よかったこと、苦労したこと、いずれもまだまだありますが、全て含めて大変充実した毎日でした。
私は岐阜県を志望したため、3年生の11月頃から教科専門・教職教養・小論文を重点的に勉強しました。勉強方法は、教科専門では過去問や大学受験の時に使った問題集を解きながら勉強しました。教職教養は澤田先生のゼミに参加し、小論文も澤田先生にご指導をいただきました。教職教養は、初めて学ぶ且つ小論文で必要な知識ばかりのため、分からない点はすぐに先生に質問するようにしました。小論文は12月末から、週に1本のペースで書くようにしました。全体の勉強方法としては、仲間と問題を出し合うことをおすすめします。分からない所があればすぐに聞けますし、苦手な部分の覚え方を知ることもできるので、勉強の効率が上がります。
在学中にやるべきことは、同じ目標を持つ仲間を見つけることです。一人で勉強しているといずれ苦しくなりますが、同じ教師を目指す仲間に、相談や愚痴を少しでも吐くだけで気持ちが楽になります。何より、一緒に頑張る仲間がいると思うだけで、勉強に対するモチベーションも上がりますし、卒業後は同業者になるので、仕事で悩んだ時に相談しやすいです。また気軽に相談できる先生がいると、人生の先輩だからこその具体的なアドバイスや、新たな気づきを与えてくださるので、相談しやすい先生を見つけることもおすすめします。
何事にも一生懸命に取り組んでください。一生懸命に取り組んだ先で、努力が必ずしも報われるとは限りませんが、その中では多くの物を得ることができます。そして、それは誰も奪うことができない、あなただけの財産・一生の宝物になります。
これを読むあなたが卒業する時、沢山の宝物と仲間に囲まれて笑顔でいることを心から願っています。
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