大学生になり学生生活の中で大きく変わるのは、一人の大人として行動をしなければならないということです。
今後の学生生活では、全て自分自身で判断し、責任をもって行動をしなければなりません。まずは、大人としての自覚を持つことを心がけましょう。
学生として正しい行動や発言について考えてみてください。
20歳を過ぎると飲酒ができるようになりますが、学生が急性アルコール中毒で死亡する事故が毎年起こっています。打ち上げや懇親会などでの一気飲みの強要等が主な原因の一つになっています。
アルコールでの死亡事故は、みなさんの身近にある死亡事故です。「(20歳未満のため・体質的にお酒を受けつけないため)飲めない」「飲みたくない」場合は、先輩や友人に無理に勧められてもその場の空気に流されずにしっかりと断りましょう。
また、飲酒の強要は絶対に行ってはいけません。飲酒の強要は、犯罪行為になり得ることを自覚しましょう。
指定された駐車枠以外に車両を停める、商業施設(コンビニ等)や他人の駐車場、通路上に駐車するなど、マナーの悪さが目立っています。
車両の通行の妨げになり、他の利用者に多大な 迷惑を掛けるだけでなく、事故の原因にもなります。迷惑駐車は絶対しないでください。
また、空ぶかしや等も周囲の迷惑と なる行為ですので、絶対に行わないでください。
近年、若者のバイク・自動車事故が目立っています。免許を取っ たばかりの運転はやはり危険で、どれだけ安全運転を心がけて も事故を起こす可能性はあります。
もしも事故にあったときに は、その場の示談交渉はせずに必ず警察に連絡してください。
自転車・バイク・自動車の運転では事故の被害者にも加害者にもなることがあります。
ちょっとした不注意が人の命を奪うこともあるため、交通ルールを守るのはもちろんのこと常に安全運転を心がけましょう。
また、スマホ操作やイヤホンをしながらの運転は大変危険ですので行わないでください。また、自転車・バイク通学者についても、必ず指定された駐輪場・バイク置場に駐輪してください。
「自分さえよければ(楽しければ)、他人のことは気にしない」「ちょっとくらいなら、、、、」といった自分勝手な考えで、夜間に大きな音や話し声を出したり、ゴミ出しの曜日時間を守らなかったり、駐車・駐輪場所を守らなかったりすることは、近隣住民に多大な迷惑をかけることに直結します。
「隣人だったらどう感じるのか」「近隣住民に迷惑をかけないために」等の考えを常に持ち、行動しましょう。
また、夜間の外出は控える、訪問者も容易にドアを開けずに対応する、空き巣のターゲットにならないよう長期不在時は郵便局に不在届を出す、集合ポストに鍵をかける等、常日頃から防犯意識をもつようにしましょう。
ブログ・掲示板・SNS(Instagram・LINE・twitter 等)、 動画共有サイト(YouTube 等)の多様なサービスが提供されるソーシャル・メディアは、他人の書き込みを見ることが可能な反面、不特定多数の人に自身の書き込みを見られてしまいます。
「軽い気持ちで」「冗談半分で」「友人と雑談する感覚で」書き込んだことがもとで、大きなトラブルを引き起こしてしまうことがあります。誹謗中傷や自分や他人の個人情報の吐露は絶対に行わないようする等、インターネット上での発言には十分に注意をしましょう。
タバコの煙には 3大有害物質であるニコチン・タール・一酸化炭素のほかにも 70 種類以上の発がん性物質が含まれ癌や虚血性心疾患をはじめとした長期の健康被害があるとされていますので、喫煙はしないようにしましょう。
また、他人のタバコの煙を吸わされる受動喫煙も深刻な被害とされております。
なお、本学では学内全面禁煙となっており、大学構内での喫煙は認められておりません。
日常生活の中でも知らず知らずのうちに罪を犯してしまっている場合がありますので、十分に注意してください。
【無断キャンセル】
飲み会のためにとりあえず複数のお店に予約を入れ、作為的にキャンセルしない場合には偽計業務妨害となることがあります。不必要な予約はせず、キャンセル時は必ず連絡をしましょう。
【チケット転売】
転売目的のチケットの購入・販売はチケット不正転売禁止法で禁止されています。転売目的ではない購入・販売は正規のサイトを使いましょう。
【違法ダウンロード】
有料の音楽や映像を違法配信されたものであると知りながらダウンロードすることは犯罪です。コピー防止機能を解除するリッピングも違法です。
【無断充電】
充電するために設置されたものではないコンセントで勝手に充電してはいけません。どうしても充電が必要な場合にはお店の人に確認してください。
【著作権違反】
全ての著作物には「著作権」があります。著作物とは「思想または感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術または音楽の範囲に属するもの」と定められています。著作権は著作物が創作されれば、特別な手続きがなくても自動的に発生するので、誰かが書いたレポートやブログの文章、SNS にアップした写真にも著作権があります。許可なく著作物を使用した場合、著作権違反となりますので、気を付けてください。
生活費等をまかなうために、やむを得ずアルバイトをする学生も多いですが、アルバイトが忙しくて授業に出席できず、単位を落としてしまったのでは本末転倒です。
最近は知らないうちに犯罪に加担していたり、だまされてお金を請求されたり、身体に危険を伴うアルバイトもありますので、注意が必要です。また、「学生であることを尊重しないアルバイト」とされるいわゆる「ブラックバイト」も問題となっています。バイト先の人の言うことを鵜呑みにするのではなく、アルバイトの内容が事前に聞いていた内容と大きく違う、給料や残業代が支払われない、やめたいといっても断られる等、おかしいと思ったら迷わずに身近な社会人や専門窓口に相談するようにしましょう。
学生を相手にした詐欺・悪質商法は後を絶たず、より悪質化、巧妙化しています。
自分は大丈夫、だまされないと思わず、少しでもおかしいと思ったら親や以下の公的機関に相談しましょう。
【もし被害にあった場合の相談窓口】
☆消費者ホットライン「188」に相談してください。 (全国共通の電話番号から身近な消費生活相談窓口を案内します)
12 月 29 日~ 1 月 3 日を除いて、原則毎日利用可 188
☆愛知県消費生活総合センター
月~金 9:00 ~16:30 土・日 9:00 ~16:00 052-962-0999
※下記で紹介する動画は、大阪大学 教育・学生支援部 学生・キャリア支援課/広報企画本部 クリエイティブユニット作成の注意喚起動画です。
※動画の最後で紹介される相談窓口は大阪大学のものです。本学における相談窓口は学生支援課(不言実行館4階)です。
学生の薬物乱用による事件が大きな社会問題となっており、薬物の危険が身近に迫っています。
薬物はたった一回の使用でも薬物依存のスパイラルに陥り、抜け出すことができなくなります。薬物依存となった脳は元に戻ることはなく、その依存性から自身でコントロールをすることができず、使用を繰り返してしまい障害が残ることや死に至ることもあります。周り(先輩や友人など)に誘われても、決して手を出さないようにしましょう。
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